ぼくのせんそう。
2022年02月10日
こんにちは。スマイルデンタルクリニック、歯科技工士の菊竹です。もう二月になりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
僕の話を少ししますと、最近人生初のスターバックス通称スタバに行って参りました。なぜスタバに出陣したのか?友達がですね、かふぇもかが美味しいからとりあえず飲めってうるさいもので彼を黙らせるために出陣したというわけです。
高校生活ぼっちいんきゃを極めていた僕にとっては、いくら社会に出て数多くの修羅場を潜り抜けてきたとはいえ、スタバという存在のデカさには、流石の僕も心が折れそうな、そんな気がしながらも足を進めたわけで、あります。
ここに並んでもいいのか?ぼくにはスタバに相応しい器であるのか?
そんな自問自答を繰り返しながらもやっとの思い出列に並ぼうとした時、ぼくの心は折れてしまったので、あります。列からはみ出した自分。自分が惨めで情けなく、涙が止まりませんでした。どうして列を外れた?
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ。
気持ちを落ち着かせるためにスタバをぐるりと3周。敵陣の情報を改めて自分の中に叩き込む。
定員は3名、構造は至ってシンプル、脅威となる生命は検知無し。
次は行ける!不安、が希望へ。
外は寒いが晴天でぼくの背中を押してくれている。神はぼくに “勝て” そう言ってくれた。
もう怖いものはない。
ぼくのあの3周を無駄にはできない。
列に並んだ。
ぼくは今日勝ったのだ。
並んでしまえばもうあとは流れに身を任せればいい。問題は注文する時。ただかふぇもかを頼むのでは完全勝利とは言い切れないだろう。そう。トッピングだ。これをして初めての完全勝利。とりあえずネットで検索。チョコレートソースが無料でトッピング可能、ミルクも色々変えられる。譜面が完成した。あとはどうその音を奏でるか。ぼく次第だ。
“すみません。かふぇもかのホットをショートで1つお願いします。ミルクはアーモンドミルクに変えてもらって、チョコレートソースを追加で。“
言い切った。
今日、ぼくはスタバに完全勝利した。
味?もちろん美味しかった。これが勝利の味か。
一瞬でなくなってしまったかふぇもかが入っていたケースをみて余韻に浸るこの時間は、言葉では言い表せない幸せ。わずか30分足らずの戦いではあったが、ぼくの記憶に残る戦いであったのは確か。
早く春になるといいですね。僕は四季のなかでは春が1番すきなんですよ。