口腔機能発達不全症
2025年02月10日
みなさんこんにちは。
スマイルデンタルクリニック受付兼TCの山下です。
今月2月からしばらくこちらのブログを通して
わたしの息子のお口について記録を残していこうと思います。
子育てをされているパパやママ、親族の方へなにかヒントになるものがあれば幸いです。
口腔機能発達不全症とは、ざっくり言うと18歳未満のお子さんの話す・食べるというお口の機能が発達していない状態のことです。
息子を症例にします(一応声はかけました笑)!
息子氏:まもなく5歳、男の子
悪習癖:指しゃぶり、舌癖
いわゆるお口ポカンとしていて、しかも指しゃぶりをまだ卒業出来ていませんので、上前歯が出っ歯です。しかも舌っ足らずな喋り方をします。
将来どこかで歯並びを矯正するのかな〜と思っていはいます(私が叢生でした涙)。
しかし、その矯正適齢期をただ待つのはとても嫌なのと、この機能を鍛えてあげられるのはまた別です。
本人はまだ気にしていませんが、成長するにつれて気になる時期が来るかもしれません。
その時に自分に自信が持てなくなってしまっては可哀想です(性格上気にしやすい子です)。
そこで今回から使っていきたいものは
こちらのグッズになります!
株式会社モリタから出でいる
チューイングブラシ
というシリコンで出来たブラシです。
スマイルデンタルクリニック小児歯科で取り扱いがあります!
ブラシなのですが歯ブラシとは立ち位置が異なり、繰り返し噛むことでお口全体に力が加わり筋肉の発育を育てるというものです(もちろん歯のお掃除と歯茎のマッサージもできます!)
しかも唾液腺を刺激してくれるので粘膜の回復も期待できます。
息子氏はベロが前に出て歯を押すような舌癖があります。
チューイングブラシはその舌癖も予防してくれますので、舌を正しい位置へ導いてくれたりもします。
みなさんは安静時に舌ってどこにいるか気にされたことありますか?
上顎にピタッとくっついてくれているのが正しい位置と言われています。
しかし息子氏は常に下顎、だらりとした低位舌です。こちらも改善を目指していきます。
1日4〜5回、1回50回程度ブラシを動かさず噛み続けることで効果が期待できるそうです。
でも、1日にそんな時間は残念ながら確保ができません(;_;)
せめて朝と夜の2回はチャレンジしていこうと思います!
出来ることから少しずつですね✨
実際の今の噛み合わせ、歯列も載せておきます。
正面(右上Aは去年ぶつけたので恐らく失活歯です)
左側
見てください、ベロが前に出ていますね😭
また来月この画角で経過報告をします!
少しずつ改善してくれるといいなと期待を込めて、家族で頑張ってまいります✨